bay-leaves
クスノキ科の常緑樹

ベイリーブス(月桂樹)の成分
シオネール、リナロール、オイゲノール、ピネン、フェランドレン、テルピオネール...etc

ベイリーブス(月桂樹)の効能(ベイリーブスの薬理効果・健康効果)
芳香性健胃、消化を促進する効果の他、ベイリーブスに含有されているフラボノイドの1つルチンが粘膜を強化し風邪を予防する効果が期待できます。
またベイリーブスには、ユーカリの主要成分であるシオネールが約45%-50%も含有されているため(ユーカリは約70%-85%)、ユーカリに似た効能、気持ちや感情の乱れを鎮め、集中力を高める効果、鼻づまり、リウマチや関節炎の症状を緩和する消炎効果、口臭予防なども期待できます。
また東洋医学では、強壮、強精、皮膚や髪の毛の老化予防、神経痛にも有効だといわれています。殺菌作用や抗カビ作用もあるので、ニキビや吹き出物にも良いでしょう。

民間療法としては、打ち身などの痛みの緩和効果を期待して、ベイリーブスを刻んで浴槽にいれるなどの両方が伝えられています。 抗菌・抗ウイルス作用もあることから、お肌が弱くない方であれば、柚子風呂などと同じような感覚で、刻んだベイリーブスを湯船にいれ、わずかな芳香を楽しむと共に、浴槽水の抗ウイルス作用を期待することもできそうです。(浴槽水の貯め置きは禁物です。特にベイリーブスの使い回しは菌の繁殖を増長しますので1度で捨ててください)

ベイリーブス(月桂樹)の香りと特徴
スッキリと甘く、爽やかな柑橘類の香りを持つベイリーブス。日本名は月桂樹、フランス語ではローリエと呼ばれます。スパイスとして利用するベイリーブスは、ベイの木の葉を花の開花直前に収穫して乾燥させますが、日本ではより芳香性の良い雌株があまりなく、雄株が多いので花や実を見ることがほとんど出来ません。ご自宅にある月桂樹の葉を利用したい場合は、5月から6月にかけて雄株の新芽の収穫を行い乾燥させて利用します。
日本で流通しているものとしてはトルコ産の香りが上品で高価です。アメリカ産はシオネールよりもリナロールの含有量が高いため香りが強く荒削りな印象があります。また中国産は、クローブ等に含有されているオイゲノールが強い為、品質の面ではかなり劣ります。

ベイリーブス(月桂樹)と相性の良い食材
カレーやシチュー、ミネストローネなどの煮込み料理やスープ、クリームソースなどの臭み消しや香り付けとして全世界で利用されているローリエ(ベイリーブス)。フランスの香草の束:ブーケガルニには欠かせないスパイスで、フランス料理、地中海沿岸地方の料理、ヨーロッパ大陸の料理には欠かせない存在です。
日本では、カレーやスープ類にローリエ(ベイリーブス)を使用することはかなり定着していますが、鶏肉や白身魚などの淡白な動物性食材とも抜群に相性がよく、塩、胡椒、タマネギ等、少量の油と合わせてマリネしてから焼き上げると、素材の美味しさをより一層引き立ててくれます。唐揚げの下ごしらえ時にも、是非ベイリーブスを使用してみて下さい。
その他、マリネやレバーパテ、ソーセージ、クリームチーズに少量いれても美味しいですが、パテやソーセージ、クリームチーズなどにはパウダーを利用します。 その他、紅茶や、チャイ、お水に浸しておくなど、様々な利用もできます

ホワイトリカーなど強めのアルコールに2週間程つければ、胃腸の調子を調えてくれる薬膳酒が出来上がります。お料理でフランベに使ったり、トマトジュースや野菜ジュースで割っても美味しいです。食前酒としてお試しください。

ベイリーブスは長時間調理すると苦味がでます。葉はちぎらずに、2-3カ所に切り込みを入れて利用します。 スープの際は水から入れ、スープが出来上がったら取り除きます。また肉や魚をマリネする場合は、10分から15分マリネした後、そのままオーブン等で焼き上げ、盛りつける際に取り除きます。