cardamom
ショウガ科の多年生草本。

カルダモンのエキゾチックな芳香と清涼感は、非常に好まれる一方で、薬臭いと感じる人も多く、好き嫌いが分かれやすいスパイスの1つです。

その為、なるべく単独での使用をさけ、少量を他のスパイスとブレンドして使用するのがカルダモンを上手に使いこなす秘訣です。
カルダモンはカレーパウダーの主原料の1つなので、香りからカレーをイメージする人も多いですが、柑橘系の成分「リモネン」が含まれているのでフルーツやお菓子、紅茶やジュース等の甘いものとの相性も良いスパイスです。


カルダモンの成分
シオネール、テルピネオール、ピネン、リモネン、リナロール、サビネン、ミルセン、ゲラニオール他…

カルダモンの効能(カルダモンの薬理効果・健康効果)
カルダモンには、芳香性健胃作用といって、胃腸の調子を調える効果があると言われています。食前に摂れば、食欲増進効果が期待でき、食後に食せば消化促進に効果的です。
その他、矯臭力と清涼感がある為、口腔清涼剤としても利用されている他、スーッとした清涼感が胸焼けや吐き気、胃の不快感を取り除き、胸の仕えを取ってくれるとされています。
また、身体を冷やす効果があるため、50℃を超える中近東諸国では、ガーワと呼ばれるカルダモンコーヒーが日常的に飲まれており、性欲を高める効果もあると言われています。

カルダモンの香りと特徴
甘く爽やかな芳香で、スーとした清涼感とスパイシーさがまざった香り。
サフランに次ぐ高価なスパイスです。
黄緑色の莢には芳香成分はなく、中の黒い種子にのみ香味があります。ホールのまま利用する場合は、この黄緑色の莢を指で半分ぐらい裂くか、1~2度、乳棒などで叩いてから利用します。ご自分でパウダーにする場合は、莢を取り除き、黒い種の部分のみをミルで挽きましょう。 カルダモンの芳香が苦手な方は、莢ごとホールで利用すると、独特の刺激性芳香が弱く感じられて使いやすいと思います。

カルダモンと相性の良い食材
カルダモンは香りが強いので、肉類の臭みを取る矯臭効果が期待できます。ハンバーグやミートローフにいれれば、消臭効果と合わせて、いつもよりもエキゾチックでエスニックな香味が楽しめます。
また、ベルモットやジン等のお酒の主要香気成分となっていることからも、カルダモンの香りは飲料水やお酒などとも相性が良いです。その他、果物や、クッキー、ケーキなどの甘い菓子類、ドライフルーツやナッツ類と合わせてパンに入れる等、甘く脂分の多い食材と良く合います。
また、防腐効果もあるので、ピクルスのアクセントとして利用すれば香味と保存の両面で効果を発揮してくれます。
コーラーは、あまり身体に良くありませんが、コーラ等にいれて飲んでも美味しいです。