termeric
ショウガ科の多年生草

カレーの黄色は、このターメリックの黄色です。他にもターメリックの黄色い着色性を期待して、ご飯やスープ、お野菜の色づけ等に利用します。 肝機能をサポートしてくれるクルクミンを含有しているため、近年健効果が大変注目されています。
上手に利用すれば、お料理を色で楽しみながら健康効果も期待できる一石二鳥のスパイスです。
ターメリックは、暑さで弱りがちな真夏だけでなく、飲み会の多い年末年始にも大活躍!1年を通して活躍してくれるスパイスです。

ターメリック(うこん)の成分
ターメロン、ケトン、セスキテルペンアルコール、ジンギベレン、オイゲノール、シオネール、フェランドレン、ボルネオール、テルピネン他

ターメリック(うこん)の効能(ターメリックの薬理効果・健康効果)
ターメリックの色素成分に含有されているクルクミンは胆汁を分泌する作用があり、肝臓の解毒作用や肝機能を高める効果が注目されています。
漢方では、健胃、駆風、消化促進および強壮薬として使用されており、特徴的な土臭さにもストレスを和らげる効果があると言われています。

気や血の巡りを良くしてくれるので、月経不順やPMS(月経前症候群)など、イライラや憂鬱、のぼせ等を鎮める効果が期待でき、ターメリックの苦味は胃を活性化させる作用もあるため、強いストレスやプレッシャーを感じている時にもお薦めです。
また、インドではターメリックには皮膚を強くし柔らかくする作用や止血作用、殺菌効果があるとされており、顔に塗るなどの美容アイテムとしても有名です。
私は料理中に包丁で手を切ってしまった際は、ターメリックを切り傷に振りかけて止血しています(トライして見たい方は、自己責任でお願いします)。黄色い粉がついたまま、水をはじく透明フィルムを貼ってお料理続行!こうすると傷の治りが早いので、ターメリックは食用以外に塗り薬としても使用しています。

近年は金沢大学大学院の研究者らによってアルツハイマー病の原因となる物質の生成を防ぐ効果があると報告されたことが注目されています。

ターメリック(うこん)の香りと特徴
ターメリックは味や香りよりも、その黄色い着色性に特徴があるスパイスです。それほど味や香りはありませんが、わずかにブラックペパーに似た芳香の中に、強烈な土臭さがあるので、入れ過ぎには注意してください。使用するタイミングは、料理の下ごしらえ、または初期の段階です。十分焼くか煮るなどして火を通す必要があります。
また、ターメリックは油に良く溶けるという特徴がある為、お肉や油と一緒に良く炒めるとターメリックの美味しさをひき出すことができます。

ターメリックライスやスープなど油以外で使う場合は、事前にフライパンで乾煎りすると土臭さがマイルドになり口当たりがよくなります。

ターメリック(うこん)と相性の良い食材
カレー以外に何に使ったらよいですか?とよく質問を受けるのですが、お料理の着色を期待して利用することを考えると、ターメリックの使用用途が広がります。
カレーはもちろんのこと、ピクルスの色づけやジャガイモ、カリフラワーなどの白いお野菜を茹でる時にお湯にターメリックを小匙0.5杯弱いれるだけで、奇麗なレモン色の温野菜ができあがります。 また、3合のお米に小匙0.5杯のターメリックをいれて炊き上げれば、カレーにぴったりのターメリックライスができあがります。
真夏の朝食には、ターメリックを混ぜたおかゆも養生食として活躍してくれます。

小麦に混ぜれば、パンやパンケーキ、トルティーヤの皮、餃子やシュウマイの皮もカラフルに! 黄色なんて気持ちが悪いと思うかもしれませんが、ターメリックの色は、茶色に近い落ち着いた黄色なので食欲をそそりますし子供もとっても喜びます!

油に良く溶ける性質を持っているので、バターやチーズ、脂分の多いお肉などとの相性が抜群です。その他、油をよく吸うナスやジャガイモの炒めものなどに加えれば、ご自宅でベンガル風の野菜焼きが楽しめます。

ターメリックライスのレシピはこちら!
*夏野菜のベンガル焼きのレシピはこちら!
*カラフルトルティーヤのレシピはこちら!